ちょっと得する紙の知識 : 第31回【不織布 ソフロンとHOS(ホス)】


「ちょっと得する紙の知識」のコーナー。第31回目は「不織布 ソフロンとHOS(ホス)」についてです。
前回、このコーナーで不織布全般について説明しました。今回は、その不織布の中でも弊社で売れ筋の「ソフロン」と「HOS(ホス)」について説明します。

ソフロン

ソフロンはユニチャーム国光ノンウーヴンというメーカーの食品用不織布です。主な用途はカステラなど、お菓子の上紙です。ソフロンの軽くて、ふんわりとした風合いがカステラの上紙に最適です。ソフロンは食品用として食品に有害な物質は一切使用しておりませんので、食品に直接触れても安心してお使い頂けます。ちなみに厚さは、薄口と厚口の2種類をご用意しております。

ホス(HOS)

一方、HOS(ホス)は廣瀬製紙というメーカーの食品用不織布です。こちらもソフロンと同様にカステラ等のお菓子の上紙として使われています。実は、ソフロンには弱点がありまして、カステラからソフロンをはがす時、ソフロンにカステラの生地が付いてしまうことも多々あります。そういったソフロンの弱点を克服したものがホスです。
ホスはカステラからはがす時、生地が付くことがありません。生地が付きやすいようなお菓子に使用する際は、ソフロンよりホスをお勧めします。ただ、ソフロンより値段が高くなってしまうという難点もございます。

ソフロンもホスも、弊社でカット等の加工が可能です。ご不明な点がございましたら、弊社までお問い合わせ下さいませ。

ソフロン写真.JPG