ちょっと得する紙の知識:第17回【ターポリン紙】


「ちょっと得する紙の知識」のコーナー。第17回目は「ターポリン紙」についてです。

防水・防湿効果のあるターポリン

ターポリン紙とは、紙と紙の間にコールタールを挟んだものです。コールタールを挟むことによって、防水、防湿効果があります。
用途は輸出などの発送作業の時に、包装したり、ダンボールの中に敷いたりします。
ターポリン紙は大きく分けて二つあり、未晒クラフトにコールタールを挟んだクラフトターポリンと、筋入クラフトにコールタールを挟んだ筋入ターポリンがあります。
ただ、コールタールを挟んでいるので、どうしても紙から黒いものが浮き出てしまいます。それを敬遠する人は、コールタールの代わりにAPP(アタックチックポリプロピレン)を挟んだターポリン紙を好んで使用します。こちらのターポリン紙はホワイトターポリンまたは白ターポリン(コールタールの黒が浮き出ないので)と言います。

ターポリン紙のことでご不明な点がございましたら、弊社までお問い合わせ下さいませ。

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