「ちょっと得する紙の知識」のコーナー。第17回目は「ターポリン紙」についてです。
防水・防湿効果のあるターポリン
ターポリン紙とは、紙と紙の間にコールタールを挟んだものです。コールタールを挟むことによって、防水、防湿効果があります。
用途は輸出などの発送作業の時に、包装したり、ダンボールの中に敷いたりします。
ターポリン紙は大きく分けて二つあり、未晒クラフトにコールタールを挟んだクラフトターポリンと、筋入クラフトにコールタールを挟んだ筋入ターポリンがあります。
ただ、コールタールを挟んでいるので、どうしても紙から黒いものが浮き出てしまいます。それを敬遠する人は、コールタールの代わりにAPP(アタックチックポリプロピレン)を挟んだターポリン紙を好んで使用します。こちらのターポリン紙はホワイトターポリンまたは白ターポリン(コールタールの黒が浮き出ないので)と言います。
ターポリン紙のことでご不明な点がございましたら、弊社までお問い合わせ下さいませ。
![クラフトターポリン.JPG](http://www.ootsuka-kami.co.jp/assets_c/2016/10/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%B3-thumb-400xauto-90.jpg)
![筋入ターポリン.JPG](http://www.ootsuka-kami.co.jp/assets_c/2016/10/%E7%AD%8B%E5%85%A5%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%B3-thumb-400xauto-92.jpg)