「ちょっと得する紙の知識」のコーナー。第13回目は「パーチメント」についてです。
グラシンの進化系?=パーチメント
パーチメントは前回ご説明したグラシンと見た目はさほど変わりません。半透明のパリッとした手触りの紙です。一言で言ってしまえば、「グラシンの進化形」です。
では、グラシンと何が違うのか、と言いますと、パーチメントは耐油、耐水性がある、ということです。ですから用途としては、マーガリンの包装、ケーキカップなどの食品包装用など、耐油性が求められるものに使われています。
耐水・耐油性が求められる場面で活用
また、パーチメントは模様の入ったもの、それから緑色や茶色など色の付いたものもあります。
模様の入ったものは、お菓子の内包装やレターセット等、ファンシーな用途に使われます(いただいたお菓子の箱を開けた時、きれいな模様の入った半透明の紙を見たことがある方、多いと思います)。
緑色のものは鮮魚包装用(魚市場等で使われています)、茶色のものはチョコレートカップ等に使われています。