ちょっと得する紙の知識:第29回【アドベック】

「ちょっと得する紙の知識」のコーナー。第29回目は「アドベック」についてです。

前回は、水に強く破れにくい不織布タイベックについて説明しました。今回は、このタイベックを応用して弊社が独自に開発したプライベートブランドをご紹介します。商品名は「アドベック」です。

自社ブランド品アドベック

アドベックは、材質はタイベックと全く同じです。では、何が違うかというと、アドベックは小さな巻取りになっている、ということです。タイベックは通常、5,000mくらい巻いてある大きな巻取りになっています。ですから、一般のお客様には使いにくい物となっています(平判は小ロットも対応可)。
そこで弊社では、タイベックの大きな巻取りを小さな巻取りへと独自に加工し直して、「アドベック」という商品名で販売しております。

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アドベックの特徴と優位性

アドベックの特徴は、タイベックの項の繰り返しになりますが、まずは破れにくく、水に濡れても劣化しにくい、ということが挙げられます。また軽量で使いやすく、印刷適性もあります。もちろん、マジックや墨汁、水性塗料でも描き易い材質です。それから家庭用ミシンで縫製が出来たり、ユポのように穴から裂ける心配もありません。ですから、屋外でお使い頂くのに最適です。
用途もタイベックとほぼ同じですが、我々の開発したアドベックは、小さな巻取りに仕立て直したということで、特に広告業界で使われている捨て看板の用途でご好評頂いております。アドベックを適当な長さにカットして、そこに印刷をしたり、マジックや塗料で描いたり出来ます。それを捨て看板としてお使いになられている広告業者の方が非常に多いのです。繰り返しになりますが、同じような用途で使われているユポと違って、鋲で止めることも出来ますので、気軽にお使い頂けます。

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小ロットから対応可能

「捨て看板として気軽に使えるように」というコンセプトが、アドベックを開発したもともとのきっかけです。ですから、ロットも1本からご注文を承りますし、もちろん全国どこへでも発送致します。

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アドベックのラインナップ

アドベックのラインナップは以下の通りです。
アドベック紙タイプ(並口)914×100m
アドベック紙タイプ(並口)1000×50m
アドベック紙タイプ(中厚口)1000×50m
アドベック紙タイプ(中厚口)1200×50m
アドベック紙タイプ(厚口)1000×50m
アドベック紙タイプ(厚口)1200×50m
アドベック布タイプ    1524×50m
*紙タイプはタイベックで言うハードタイプ、布タイプがタイベックで言うソフトタイプです。

ちなみに、「アドベック」という商品名の由来ですが、「アド(advertisement)=広告」と「タイベック」を組み合わせたものです。
アドベックのことで興味のある方は、お気軽に弊社までお問い合わせ下さいませ。アドベックの風合いを是非、手にとってご覧頂けたらと思っております。

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